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The Runner's Guide to the world

ソウルマラソン

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2023.12.11〜のview数を表示

2014年 体験レポート

 ソウル国際マラソン いよいよスタート!

フルのスタートは光化門広場。
約2.5万人が参加する韓国最大規模のマラソンです。

日本事務局のテントは光化門広場の入り口に近い場所に設けられています。
防寒対策用にホッカイロやカッパなどが用意されています。
日本人参加者が多く集まっているので、一緒に走る仲間を見つけることができたり、大会に関する話題などで会話も弾みます。ひとり参加でも安心です。

日本事務局テントのそばには、日本人専用※の荷物預かり所(トラック)があります。
ゼッケンナンバーを確認し、該当するゼッケンナンバーの荷物預かり所(トラック)で荷物を預けます。
※日本事務局経由で申し込みされた方のみ利用できます。

荷物は事前受付で受け取った参加キットの中に入っている荷物預け専用のビニール袋に入れます。
必ずゼッケンナンバーが印字されたシールをビニール袋に貼り付けてください。

仮設トイレはスタート地点に多数用意されていますが、日本の大規模マラソンと同じで行列ができます。
事前にホテルで済ませるか早目に会場入りし、余裕を持って行動しましょう。

光化門広場にはスポーツ用品やジェル・サプリ、スイーツなどの露店が出ています。

約2.5万人が参加するため、スタート会場はランナーでいっぱいです。

しかし、日本事務局経由で申し込みされた方は「A」ブロックからスタートできます!

スタート地点のステージではパフォーマンスや華やかな応援があります。

並んでいると風船をつけたランナーが多数います。
黄色の風船に数字が書かれているランナーはペースメーカーです。
風船に書かれた数字がゴール予定タイムです。2時間50分以降で10分ごとにペースメーカーがいます。
ただし、日本事務局経由で申し込みされた方は「A」ブロックスタートのため、「A」ブロックのスタートエリアにはゴールタイムが2時間50分~3時間前半までのペースメーカーしかいません。

いよいよスタート!
エリートランナーがスタートしてから約5分後に一般ランナーがスタートします。

スタート直後の道幅は広く走りやすいです。

スタート後すぐ正面に南大門が見えてきます。

南大門の前を曲がり、明洞大通りへと進んでいきます。

フラットなコースなので、前半飛ばし過ぎには注意しましょう。

約4km地点で折り返すので、この区間はすれ違い時に友人や家族と声援を送り合うことができます。
センターライン側を走るのがおすすめです。
私もラン友を見つけることができ、「頑張りましょう!」とお互い声援を送り合うことができました!

折り返し地点(約4km)では「プルムン」(太鼓や演奏に合わせた踊り)でランナーを応援してくれます。

給水所の様子です。
ポカリスエットや水が紙コップで提供されます。

距離表示は1kmごとに設置されています。

約6.5kmから約17kmまでは清渓川沿いを走ります。

運が良ければ折り返してきたトップ選手の走りを見ることができます(清渓川挟んだ反対側)。

コースには仮設トイレが多数設置されています。

約17km地点で清渓川沿いの折り返しコースが終わり、鍾路の大通りを東大門方面に進んでいきます。

普信閣の前では太鼓の応援があります。

20kmを過ぎると東大門がコース正面に見えてきます。

東大門付近は応援が多く、沿道から温かい声援が送られます。

20km付近のエイドステーションではドリンクのほかに、チョコパイやバナナなどの食べ物が用意されています。

3月とまだ寒い時期ですが、晴れの場合は太陽が出て日中は気温が上昇します。
スポンジなどで暑さ対策をしましょう。

東大門を過ぎて1kmほど走ると中間地点です。

中盤以降は街中や市街地の広い道路を走ります。

30km付近のエイドステーションでもドリンクのほかに、チョコパイやバナナなどの食べ物が用意されています。
このあとに待ち受ける蚕室大橋へ向けて上りになる約34km~約35kmまでの区間は最大の難所です。
水分や食べ物をしっかりと補給しておきましょう。

35km手前のエイドステーションではレーズンが用意されています。

蚕室大橋(35km地点)。

晴れていると橋の上から景色を楽しめます。

しかし、天候によって風を強く受けることがあります。
風が強い場合はひとり旅にならないようにし、前を走るランナーの後ろにつくなど、工夫をしましょう。
蚕室大橋は約1kmほどの長さがあります。

ロッテ百貨店やロッテワールド(37km地点)沿いの道路を進みます。
ロッテワールドを過ぎるとゴールまで残り5kmです。

ゴールが近づくにつれ、歩いているランナーが増えてきます。
フルの参加者かな?と思っていると、10時スタートの10kmファンランの参加者でした。
10kmファンランは、漢江にあるトゥクソム漢江公園をスタートし、フルのコース後半10kmを走ります。
フルに参加するのが体力や走力的に難しい場合は、10kmファンランにチャレンジしてみるのもいいでしょう。

いよいよ、ゴールのオリンピックスタジアムが見えてきました!
蚕室総合運動場一帯は1988年に開催されたソウル五輪のメイン会場です。

オリンピックスタジアムの中へ!
残りあと400m!

オリンピックスタジアムに入ると大歓声がランナーに送られます!

競技場のトラックを1周し、ゴール!!

ゴールしたあとは順路に従い進みます。

オリンピックスタジアムの出口で水が配られます。

サブトラックで、計測チップを返却。

完走したランナーには、ジュースやバナナ、パン、レーズン、スナックが配られます。

さらにサブトラックを進むと、完走メダルの配布テントがあります。

完走メダルをGET!! やった!!

サブトラックを出て、順路に沿って進むと荷物受取所エリアがあります。
その一番奥まで進みましょう。「日本事務局」の看板が目印です。

完走した皆さんと記念撮影!

オリンピックスタジアム周辺にはスポンサーブースなどがあり、ランナーや応援者などで賑わっています。

ゴールタイムとともに記念撮影もできます。

[ 取材協力:ソウルマラソン公式日本事務局 ]
[ Text & Photo By Shinro Imakita / 今北 普朗 ]