ロサンゼルスマラソン当日
フルマラソンのスタート時刻は朝6時55分。朝3時30分に起床し、朝食をとったあと、スタート会場のドジャースタジアムへ。
スタート会場で預ける荷物はEXPOで受け取った透明のバッグに入れましょう。また、ナンバーカードの下段を切り取り、Bib Numberが見えるようにバッグの中に入れます。
スタート会場のドジャースタジアムまでは無料のシャトルバスが運行されます(事前予約制)。乗り場は宿泊している Millennium Biltmore Hotel Los Angeles から歩いて3分ほど。
シャトルバスに乗車する際、青色のリストバンドを見せてください。青色のリストバンドは事前予約者に配布されます。
※2017年大会(2017年3月19日(日)開催)も、ドジャーススタジアムまで無料のシャトルバスが運行されます。詳細は こちら をご確認ください。
ドジャー・スタジアムにはスタート2時間前の朝4時30分に到着(シャトルバスで5分ほど)。
シャトルバスを降りたらドジャー・スタジアムまで徒歩で移動します。
ドジャー・スタジアムの入り口付近では、バナナや
ベーグル
半固形タイプのエネルギーグミ、ジェルなどが振舞われます。
ステージでは演奏のパフォーマンスで会場を盛り上げてくれます。
ステージの奥に進むと、荷物預けがあります。預けた荷物はゴール地点のサンタモニカまで運んでくれます。
ナンバーカードを留める安全ピンも用意されています。
仮設トイレは荷物預けの奥に設置されています。
ドジャー・スタジアムはランナーに開放されています。スタートまでスタンドに腰かけて体を休めたり、ストレッチをしたりしながら過ごせます。朝はかなり冷え込むため、厚手のウェアは必須です。防寒対策も忘れずに!
スタートエリア。
各スタートブロックの入り口にはアルファベットが掲示されています。Bib Numberに記載されたアルファベットを確認し、所定のスタートブロックに整列しましょう。
スタートブロックに入ると、写真のように1マイル(約1.6km)あたりのペースが掲示されてます。並ぶ位置の参考にしてください。
また、今大会はアメリカで人気のエネルギーバー「CLIF BAR(クリフバー)」のペースチームがペーサーを配置し、ランナーをサポート。掲示されているタイムはゴールタイムの目安です。ペーサーの詳細は こちら 。
[ペーサー配置とゴール予定時間]
スタートブロックB:3時間5分、3時間15分、3時間25分、3時間35分、3時間45分
スタートブロックC:4時間
スタートブロックD:4時間15分、4時間25分
スタートブロックE:4時間45分
一般スタートブロック:4時間30分、4時間45分、5時間、5時間30分
スタート35分前の朝6時20分。スタートブロックに移動。続々とランナーが集まってきます。
朝6時55分。フルマラソン スタート! ドジャースタジアムからゴールのサンタモニカを目指します。
スタート直後からアップダウンが続きます。
スタート直後のアップダウンのあと、4km付近まで下り基調のコース。ここからさらに下っていくため、前半の飛ばし過ぎには注意しましょう。コースMAP・高低差は こちら 。
天気がいいと写真のように正面に朝日が昇ります。直射日光は目にダメージを与えます。日差し対策としてサングラスやつば付きの帽子があるといいでしょう。
チャイナタウンのドラゴンゲート(約3km地点)。
ドラゴンゲートをくぐり抜けるとすぐ、エイドステーションがあります。日が昇ると暑くなるため、水分補給はこまめに行いましょう。
2マイル(約3.2km)地点。
ライオンの衣装での踊りや演奏による応援も。チャイナタウンを過ぎると、ロサンゼルス市庁舎へ向かいます。
正面右手の建物がロサンゼルス市庁舎。
ロサンゼルス市庁舎付近が3マイル(約4.8km)地点。
演奏の応援。
エイドステーションは24箇所設置され、水とゲータレード・エンデュランスフォーミュラ(レモンライム味)が提供されます。2マイル(約3.2km)地点から25マイル(約40.2km)地点までは1マイル(約1.6km)ごとにエイドステーションが設置されます。
リトルトーキョーに到着。リトルトーキョーはアメリカに3つしかない日本人街です。
リトルトーキョーのシンボルのやぐら。
和太鼓の演奏も見どころです。
リトルトーキョーを過ぎると、美術館のThe Broadやウォルトディズニー コンサートホール方面に向かいます。
この坂はコース前半の難所ひとつ。無理せず歩いてもOK!坂の途中では、太鼓の演奏でランナーを応援してくれます。
坂を上りきると、右折。ウォルトディズニー コンサートホール前を駆け抜けます。
坂を上りきって少し進むとエイドステーションがあります。ここはフラットな区間。水分補給しながらホッとひと息つくことができます。
フラットな区間(数百メートル)を過ぎると、またアップダウンが続きます。
5マイル(約8km)地点。
バナナやドリンクの振る舞い(私設エイド)。
国道101号線にかかる高架橋を渡ると左折。
左折すると、「BAD IDEA?」の看板が目に飛び込んできます。
大会名物のこちらの私設エイドでは「ホットドッグ」が振る舞われます。味もGOOD! 「BAD IDEA?」かどうかは・・・(笑
エコー・パーク(ECHO PARK)が6マイル(約9.6km)地点。
エコー・パーク(ECHO PARK)を過ぎると10km地点。距離表示は1マイルごと、また、キロ表示は5kmごとに設置されます。
沿道の応援も多く、私設エイドも充実。
余裕があればハイタッチや笑顔で応援に応えましょう!
正面に「HOLLYWOOD」(ハリウッド)のサインが見えてきました。
沿道の応援は途切れることはありません。
「HOLLYWOOD」(ハリウッド)のサインを正面に見ながら走り続けます。
ダンスパフォーマンスの応援。
タイ·タウン(Thai Town)付近が15km地点。
晴天のため、朝から気温は20度超え。沿道からはシャワーのサービスもあり、多くのランナーが積極的にシャワーを浴びていました。
メディカルステーション。医師、看護師、セラピスト、トレーナーなどがランナーをサポートしてくれます。
フリーハグ(FREE HUGS)の応援も。
グローマンズチャイニーズシアター(Grauman’s Chinese Theater)付近が11マイル(約17.6km)地点。ハリウッドまであと1マイル(約1.6km)。
アカデミー賞が行われるドルビー・シアター(Dolby Theatre)や
チャイニーズ・シアター(Chinese Theater)を過ぎると左折。
1kmほど下り坂が続きます。
天気もよく気温はぐんぐんと上昇。沿道からの冷たいアイスの振る舞いはうれしい!
ハリウッド(Hollywood)付近が12マイル(約19.2km)地点。
12マイル(約19.2km)地点を過ぎ少し進むと、CLIF SHOT エナジージェルステーションが設置されています。
20km地点。
メディカルステーションはスタート・ゴール地点とコース上(6・8・10・12・14・16・18・22・24マイル付近)に設置されています。
ハリウッド(Hollywood)を過ぎると、ビバリーヒルズ(Beverly Hills)方面へ。
一口大にカットされたオレンジ。
スプレーシャワーのサービス。火照った身体を冷ましてくれます。
15マイル(約24km)地点では、ゲイ方々の応援パフォーマンスも。大会名物の応援パフォーマンスで記念写真を撮るランナーも多くいます。
仮設トイレはスタート、ゴール、各エイドステーションを過ぎた地点に設置されています。
ビバリーヒルズ(Beverly Hills)に到着。カリフォルニアで最も高級な住宅街を駆け抜けます。
16マイル(約25.6km)地点を過ぎると
大会スポンサーのエールフランスによる華やかな応援が送られます。
ドリンクの提供も。
高級ブティックが軒を連ねるセンチュリーシティ(Century City)。
17マイル(約27.2km)地点。正面に見える建物は、映画「プリティ・ウーマン」の舞台となったホテル、ビバリー ウィルシャー ビバリーヒルズ(Beverly Wilshire Beverly Hills)。
ホテル前を右折し、ウェストウッド(Westwood)へ。
スタートし3時間ほど経過(10時ごろ)。日差しも強く、気温も高くなるため、熱中症や脱水症にならないように給水はこまめに行いましょう。また、シャワーサービスをうまく活用し、体温の上昇を抑えましょう。
写真のように少し道幅が狭くなるなる区間を過ぎると、
大勢の地元チアリーダーが演技パフォーマンスの応援や声援を送ってくれます。チアリーダーの応援も大会名物のひとつです。
こちらの私設エイドでは、ドリンクのほか、オレンジやグミ、ポテトチップスなどが振る舞われました。
30km地点。
メディカルステーション。
ウェストウッド(Westwood)付近が19マイル(約30.4km)地点。
19マイル(約30.4km)地点の先にある、CLIF SHOTエナジージェルステーション。CLIF SHOTエナジージェルステーションは12マイル(19.2km)付近と19マイル(30.4km)付近の2か所に設置されます。
ブレントウッド(Brentwood)付近が21マイル(約33.6km)地点。
沿道に「BEER」の文字を発見!
気温も高いため、ホットビールかな?と思いつつ、グビッと一杯。予想外に冷えていてびっくり(少しぬるい程度)。飲むか飲まないかは自己責任で!
ビールが振る舞われる私設エイドを過ぎると、右折や左折、アップダウンある区間に差し掛かります。コース後半の変化に富んだ区間です。
35km地点の手前の私設エイドでは冷たいジェルが提供されました。暑いため、このような冷たいジェルのサービスはうれしい!
35km地点。
氷のサービスも。
ブレントウッド(Brentwood)のサンビセンテ(San Vicente)は道幅が狭くなり、沿道の応援との距離感もグッと縮まります。
フリーハグ(FREE HUGS)の応援。
23マイル(約36.8km)あたりから、ゴールのサンタモニカ(Santa Monica)まで下り基調のコースが続きます。
JBA(南カリフォルニア日系企業協会)によるエイドステーション。
オレンジや
あんぱん
キーンと冷えたヤクルトなどが振る舞われます。
この付近もロサンゼルスの高級住宅街のひとつ。沿道には高級住宅が立ち並びます。
オーシャンアベニュー/パリセーズパーク(Ocean Ave/Palisades Park)付近が25マイル(約40km)地点。ゴールまであと少し!
坂を下りきると、正面にサンタモニカ(Santa Monica)の海や青空が広がります。
※残念ながら2016年大会は雲の多い時間帯にここを通過したため、青空の少ない写真になっています。
心地よい海風を受けながら、ゴールまで1.5kmほどビーチ沿いを駆け抜けます。ゴールが近づくと沿道の応援も多くなり、拍手や声援がたくさん送られます。
ゴール!!!
ゴールするとまず完走メダルが贈られます。
さらに進むと、水
スポーツドリンク
濡れタオル
バナナ
ベーグル
補給食などが振る舞われます。
海風で身体が冷えることもあるため、防寒シートも用意されています。
ドジャースタジアムで預けた荷物の受け取りは、完走メダル、ドリンクなどを受け取った先(ゴール後の導線の奥)にトラックが並んでいます。自分が預けたトラックを見つけ、順番に受け取りましょう。
「BEER GARDEN」(FINISH FESTIVAL)に行く方は左へ。それ以外の方は直進します。EXPOの「BEER GARDEN WRISTBANDS」ブースで、ゴール後のビールの振る舞い(1杯無料)を受ける手続きをした人は、「BEER GARDEN」と記載された方向(左)に進みましょう。
※黄色のリストバンドをつけていないと、ビールの振る舞い(1杯無料)を受けることはできません。
「FINISH FESTIVAL」エリアに到着。
飲食店が多数出店しています。
「BEER GARDEN」は長蛇の列。今回、20分ほど並びました。
ビールは有料販売もしています。無料で受け取る方はこのサインのある列に並びましょう。
※黄色のリストバンドをつけていないと、ビールの振る舞い(1杯無料)を受けることはできません。
また、「BEER GARDEN」は午後2時で終了します。2時までに受け取るようにしましょう。
ビールは3種類から1つチョイス。同じように列に並んでいた日本人ランナーの方々と「かんぱーい!」
ゴール地点のサンタモニカからダウンタウン方面(宿泊先ホテルの近く)まで、シャトルバスを利用。サンタモニカシティホール前が乗り場です。シャトルバスの詳細は こちら をご確認ください。
2017年は3月19日(日)に開催されます。
※LA BIG 5Kは、3月18日(土)開催。
・オフィシャルサイト(日本語)
http://www.lamarathon.com/jp/
[ 取材協力:ロサンゼルス観光局・ロサンゼルス国際空港 / ロサンゼルスマラソン日本事務局 ]
[ Text & Photo By Shinro Imakita / 今北 普朗 ]