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The Runner's Guide to the world

メルボルンマラソン2019

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2023.12.11〜のview数を表示

2019年 体験レポート[ 2015年はこちら ]

 

 

 

 市内移動はトラムが便利

下記写真の緑色部分「FREE TRAM ZONE」エリアはトラムを無料で乗車することができます。「FREE TRAM ZONE」の外周はシティ・サークル・トラムが、「FREE TRAM ZONE」内も網の目のようにトラムが走っており、市内移動はトラムが便利です。大会メイン会場の「メルボルン・クリケット・グランド(MCG)」は、下記写真の右下あたりに位置します。トラムの停車駅「Spring Street & Flinders Street」が最寄りです。

メルボルン近郊のすべての公共交通機関に共通で使える「myki(マイキ)カード」。「myki(マイキ)カード」は日本でいうとSuicaやPASMOなどのICカードです。トラムや電車、バスの有料区間を乗車する際、「myki(マイキ)カード」を読み取り機にタッチし、乗り降りします。日本語の「myki(マイキ)」の説明は下記のビクトリア州政府観光局のサイトに掲載されています。

・ビクトリア州政府観光局のサイト
http://jp.visitmelbourne.com/Information/Public-transport

 

 

 メルボルン街歩き「カフェめぐり」

メルボルンの街歩き、観光ガイドに役立つのがビクトリア州政府観光局が発行する各種ガイド。今回は下記の3つを事前に入手。メルボルン観光にとても役立ちました。これらのガイドブックはメルボルンマラソンツアーを催行している旅行会社へお問い合わせください。

各種ガイドブック。

メルボルンといえば、カフェ。「世界一のカフェの街」と称されるほどカフェ文化が発達しています。個性的なカフェ、おしゃれなカフェが街中にたくさんあり、カフェめぐりだけで一日中楽しめます。今回も素敵なカフェにめぐり合うことができました。

街歩きしながらカフェめぐり。

ブリオッシュ バイ フィリップ(Brioche by Philip)
宿泊したホテルからも近く、偶然見つけて立ち寄ったカフェ。パンも充実していました。

マンチェスター・プレス(Manchester Press)
小さな路地にあるカフェ。店内は天井が高く開放感があり、ゆっくりと過ごすことができました。

 

 

 メルボルン街歩き「アーケード」

市内には「ロイヤル・アーケード(ROYAL ARCADE)」「ブロック・アーケード(BLOCK ARCADE)」といった、100年以上の歴史があるショッピング・アーケードがあり、ブティックや専門店、カフェ、レストラン、スイーツ店などが数多く軒を連ねています。

■ロイヤル・アーケード(ROYAL ARCADE)
1869年に建てられたメルボルンで最も古いショッピング・アーケード。アーケードの長さはオーストラリアで最長です。

写真左のお店は、ココ・ブラック(KOKO BLACK)。メルボルン発祥のチョコレート専門店です。飲食する場合のおすすめは、人気のホットチョコレート。お土産に手作りの本格チョコレートを購入する人も多くいます。

正時に鐘を叩く仕掛け時計の「ゴグとマゴグ」も必見。

■ブロック・アーケード(BLOCK ARCADE)
1892年に開業したショッピング・アーケードです。

このアーケードに入るお店で特に有名なのが ホープトン・ティールーム(HOPETOUN TEA ROOMS)。毎日行列ができる人気店です。ショーウインドウに並ぶケーキはどれもおいしそう。紅茶とケーキを堪能し、優雅なひとときを過ごすことができます。

大理石の床、天井のアールヌーボー調の装飾や彫刻も必見です。

アンティークの体重計。今でも体重を測ることができます。

 

 

 メルボルン街歩き「ストリートアート」

「アートの街」としても有名なメルボルンは、州政府が一部のストリートでストリートアートを公認しています。公認されたストリートには大小様々な絵が数多く描かれています。

「パラシュート・ラット」。あのバンクシー作品?!

 

 

 メルボルン街歩き「ビクトリア州立図書館」

ビクトリア州立図書館 は1854年に設立されたオーストラリアで最も歴史のある図書館です。館内には絵画やアートなどの展示コーナーもあり、まるで美術館のような空間が広がります。また、「世界で最も美しい図書館」と称されるほど外観、内観すべてが美しく、特に「READING ROOM」には多くの人が魅了され、その美しさを称賛しています。その美しい空間を見るために、「READING ROOM」には数多くの観光客が足を運び、人気の観光スポットになっています。入館は無料。無料のWiFiも完備されています。アクセスはセントラル駅のすぐそば。フリンダース・ストリート駅からは徒歩で15分ほど。

「READING ROOM」。読書スペースのほか、チェスの対戦スペースも設けられています。

上から見た眺め。「READING ROOM」は吹き抜けになっており、階段やエレベーターで上がることができます。

 

 

 シティを一望するなら巨大観覧車「メルボルンスター」

ウォーターフロント再開発地区 ドッグランズ にあるのが、南半球最大の巨大観覧車「メルボルンスター」。最高到達点は約120mあり、シティを一望できます。

・メルボルンスター
https://www.melbournestar.com/

観覧車の乗り場手前にはラウンジスペースがあり、ドリンクやクッキー、グッズなどが販売されています。

観覧車は30分ほどかけて1周します。紅茶とクッキーを味わいながら、のんびりとシティの眺めを楽しみました。

観覧車からはシティを360度見渡すことができます。

 

 

 ビーチでサンセット&ペンギン観察「セントキルダ(St Kilda)」

市内中心部からトラムで20分ほどの場所にあるのが、セントキルダ。砂浜が650mほど広がるセントキルダビーチに、サンセットと野生のペンギンを見るため、夕方に訪問。

きれいなサンセットを見ることができました。

セントキルダ桟橋。桟橋を奥に進んでいくと、野生のペンギンの観察エリアがあります。運が良ければ野生のペンギンを間近で見ることができます。ペンギンに触れたり、カメラのフラッシュやライトを使用することは禁止されているので注意しましょう。

10月のメルボルンは日が落ちると、ぐっと気温が下がります。海風も冷たいため、防寒対策は必須です。

 

 

 メルボルン3大マーケットのひとつ「サウス・メルボルン・マーケット(South Melbourne Market)」

メルボルン3大マーケットのひとつ「サウス・メルボルン・マーケット(South Melbourne Market)」は、1867年にオープンした歴史あるマーケットです。数多くのお店が軒を連ねており、マーケット内のお店を見て歩くだけでも十分楽しめます。レストランエリアも充実しています。アクセスは市内中心部からトラムで15分ほど。

・サウス・メルボルン・マーケット(South Melbourne Market) 休業日:月・火・木
https://southmelbournemarket.com.au/

パエリアがおいしいと有名な「Simply SPANISH」。

長蛇の列ができるベッカーリーショップ「Aga the」。特にクロワッサンがおいしいと評判です。

クロワッサン

様々なお店が軒を連ねており、お土産選びも楽しめます。

 

 

 メルボルンを代表するカフェ「セント・アリ(St.Ali)」

メルボルンのカフェ文化をけん引する「セント・アリ(St.Ali)」。お店はサウスメルボルンエリア(「サウス・メルボルン・マーケット(South Melbourne Market)」の近く)にあります。サウスメルボルンエリアを訪れる際は、カフェ(セント・アリ)とマーケット(サウス・メルボルン・マーケット)を一緒に楽しむのがおすすめ。

店内は天井が高く、広々とした空間。美味しい一杯をゆっくりと味わうことができます。マグカップやTシャツ、エコバックなどのオリジナルグッズも販売されています。

 

 

 世界で最も美しい海岸道路「グレート・オーシャン・ロード(Great Ocean Road)」

メルボルン滞在中、時間があればぜひ訪れて欲しい場所が、「グレート・オーシャン・ロード(Great Ocean Road)」。約260kmも続く海岸道路は絶景が続き、「世界で最も美しい海岸道路」と称されています。今回、「Gray Line」のバスツアー(朝出発し、夕方ごろに市内へ戻る日帰りツアー)で、「グレート・オーシャン・ロード(Great Ocean Road)」に行ってきました。

・Gray Line
https://www.grayline.com.au/

バスツアーの出発場所は市内中心部の フェデレーション・スクエア(Federation Square)。「Gray Line」のバスツアーを申し込む際、ホテルからフェデレーション・スクエア(Federation Square)までの送迎を予約すると、朝、ホテル前まで迎えに来てくれます。

バスツアーの申し込み時に、日本語の音声ガイド端末(GPSの位置情報を活用した端末)の予約が可能です。英語に不慣れでも日本語の音声ガイド端末があると安心です。フェデレーション・スクエア(Federation Square)でバスへ乗車する際、予約者名を伝え、日本語の音声ガイド端末を受け取ります。

車内から見える美しい海岸線の景色。海岸線の景色を楽しみたい方は、左側の席がおすすめです。

途中、観光スポットや景色のきれいな場所で小休憩が数回あります。

バスツアーは「ランチ付き」「ランチなし」の2コースあります。ランチ付きのコースの方は アポロ・ベイ・ホテル(Apollo Bay Hotel) のレストランがランチ会場です。メインとデザートを下記のメニューから選びます。

ローストビーフとミックスベリーのチーズケーキをチョイス。

 

 

 「12人の使徒」などの奇岩が連なる絶景スポット

ランチのあと海岸線を離れ牧場地帯を抜けると、「12人の使徒((Twelve Apostles))」などの奇岩が連なる美しい海岸線や「ロック・アード・ゴージ(Loch Ard Gorge)」といった観光スポット、絶景スポットをめぐります。

「12人の使徒(Twelve Apostles)」までは約1km。各観光スポット、絶景スポットにはバスを降りて歩いて移動します。

「12人の使徒(Twelve Apostles)」。奇岩が連なる美しい海岸線の眺望が楽しめます。

長い年月をかけて大自然が創り出した造形美に魅了され、時間が経つのも忘れるほど景色に見入ってしまいました。何度訪れても飽きることのない美しい海岸線「グレート・オーシャン・ロード(Great Ocean Road)」は、訪れる人々をきっと幸せな気持ちにしてくれます。時間があればぜひ訪れてみてください。

・ビクトリア州政府観光局
https://jp.visitmelbourne.com/

・メルボルンマラソン日本事務局
http://www.melbournemarathon.jp/

[ 取材協力:ビクトリア州政府観光局 / メルボルンマラソン日本事務局 ]
[ Text & Photo By Shinro Imakita / 今北 普朗 ]