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The Runner's Guide to the world

シドニーマラソン

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2023.12.11〜のview数を表示

2019年 体験レポート[ 2014年はこちら ] [ 2016年はこちら ]

 

 

 

 21km地点を通過。ハイドパーク方面へ

シドニー・クリケットグラウンド、シドニー・フットボールスタジアム前を駆け抜け、ハイドパーク方面へと戻っていきます。この先、23km付近までは上り基調、23km~27km付近(ハーバーブリッジの真下付近)までは下り基調のコースです。

写真右奥はシドニー・クリケットグラウンド(往路の10km地点)です。

22km地点。給水所が設けられています。
【提供内容】水

晴れると日差しが強く気温も高くなるため、水分補給だけでなく、頭から水をかぶったり、身体に水をかけたりするランナーが多くいます。水を身体にかけることで、上がった体温を下げることができます。熱中症対策として取り入れてみてください。

この先を右折すると、正面にシドニータワーが現れます。

23km地点。この地点の距離表示は左側に設置されています。ここから下り基調のコースに入っていきます。ハイドパークまでオックスフォード・ストリートを駆け下ります。ハイドパークを通過すると、高層ビル群のなかをシドニー湾のふ頭「サーキュラー・キー」へ向かってさらに駆け下りていきます。

 

 

 ハイドパークに戻ってきました

ハイドパークに入ると道幅が狭くなります。ランナー同士の接触には注意しましょう。ハイドパーク内の歩道を走り、シドニーマラソンのときだけに架けられる仮設の橋を渡って、大噴水がある広場へと進んでいきます。ハイドバークは木陰もあり、暑さをしのげます。

24km地点。

 

 

 シドニーマラソンのときだけに架けられる仮設の橋

シドニーマラソンのときだけに架けられる仮設の橋まで戻ってきました。セント・メアリー大聖堂(写真右奥)の眺めもきれいです。

セント・メアリー大聖堂、大噴水前を通過。大噴水の広場付近は沿道の応援も多く、たくさんの声援が送られます。

小刻みに右折左折を繰り返しながら、高層ビル群のなかを駆け抜けていきます。

 

 

 給水所(25km付近)

給水所(25km付近)。水、スポーツドリンクのほかに、ジェルも提供されます。ジェルの数量には限りがあるため、ペースが遅いとジェルが残っていない可能性があります。
【提供内容】水、スポーツドリンク、ジェル

25km地点。この先を左折すると、シドニー湾のふ頭「サーキュラー・キー」が見えてきます。

正面にサーキュラー・キーが見えてきました。

正面に見える大きな橋はハーバーブリッジです。ハーバーブリッジまであと少し。

サーキュラー・キーの高架の手前を左折。

そして高架を右折。高架をくぐり抜けると、ハーバーブリッジが目の前に現れます。

26km地点。この付近には大会当日の夕方から日本事務局主催で開催される「ポスト・イベント・パーティー(完走パーティー)」の会場があります。進行方向左(26kmの距離表示)側の道路沿いにある赤い設置物付近が会場です。

このカーブを走っていくと、目に飛び込んでくる光景に多くのランナーが魅了されます。

 

 

 圧倒的な存在感を放つ「ハーバーブリッジ」

目に飛び込んできた光景は、ハーバーブリッジ。その大きさだけでなく、美しくそびえる姿に圧倒されます。多くのランナーが足を止めて記念写真を撮っていました。

ハーバーブリッジの真下をくぐり抜けます。

ハーバーブリッジをくぐり抜けた先が27km地点。1kmほど平坦なコースが続きます。

給水所(27.5km付近)。
【提供内容】水

このエリアはバランガルー地区です。再開発が行われているため、毎年このエリアの景色が変わります。来年はどんな景色を見られるのか楽しみです。

28km地点。進行方向右側から先を走るランナーが戻ってきます。この付近もすれ違い区間。走っていると知り合いに出会うかもしれません。

28kmを過ぎると勾配のある上り坂が待ち受けています。

上り坂は歩いてもOK。マイペースで進んでいきましょう。

29km地点。右手に見えるカラフルなフラッグがある橋はコースの一部(橋を往復したあたりが31km地点)になっています。

緩やかな上り坂が続く区間。無理をし過ぎずにマイペースで進んでいきましょう。

右手にダーリング・ハーバーを一望できます。景色を楽しみながらリフレッシュ! ダーリング・ハーバーはショッピングモールやレストラン、水族館、動物園などがあり、多くの観光客で賑わっている観光スポットのひとつです。

下り坂の区間に。この先、急勾配の上り坂が待ち受けています。ここはコース後半の難所のひとつです。

給水所(30km付近)まであと200m。この坂の上が給水所です。5時間を切るペースで通過しましたが、ジェルは残っていませんでした。レース中に補給食が必要な方は各自で準備し、ポーチに入れるなどして走りましょう。繰り返しになりますが、日本のマラソン大会のように腹持ちのいい食べ物はエイドにはありません。
【提供内容】水、スポーツドリンク、ジェル

 

 

 30km地点

ダーリング・ハーバーに向かって進んでいきます。ダーリング・ハーバーまでは下り基調のコースです。

ダーリング・ハーバーのカラフルなフラッグがある橋を往復します。正面にはシドニータワーやシティーの高層ビル群が立ち並んでいます。コースから見る景色の変化が楽しめるのもシドニーマラソンの魅力のひとつ。

折り返し。

31km地点。

橋を往復すると、閑静な街「ピアモント(Pyrmont)」エリアに進んでいきます。この先、アップダウンが続きます。

32km地点。500mほど上り坂が続きます。この上り坂もコース後半の難所のひとつです。

給水所(32.5km付近)。この給水所を過ぎ、700mほど進むと折り返し。きれいな海を見ながら走れるオーシャンフロントコースに入っていきます。
【提供内容】水

折り返し。

 

 

 きれいな海を見ながら走る、オーシャンフロントコース

ここを右折すると、海沿いを走るコースに。きれいな海を見ながら、心地よい海風を受けて走ることができます。これまでの疲れを忘れさせてくれる景色が待っています。

青い空、青い海、新緑のなか、ほっと一息。この先、ゴールのオペラハウスまで比較的平坦なコースが続きます。

33km地点。

レストランなどがある場所では人も多く、沿道からは温かい声援が送られます。余裕があれば笑顔で応えましょう。

 

 

 コースはアスファルトからウッドデッキの歩道へ

ここからウッドデッキの歩道を走ります。ウッドデッキを走るコースはシドニーマラソンならでは。景色も開けてくるので、より海を近く感じることができます。

ハーバーブリッジが目の前に現れます。青い空、青い海、ハーバーブリッジの景色を楽しみながら走ることができる、贅沢なオーシャンフロントコースが続きます。

34km地点。

ウッドデッキの歩道はこの先で終了。

足元にレールが敷かれている場所は段差があるので注意しましょう。

赤い距離表示はハーフマラソンの距離表示です。ハーフマラソンもこのオーシャンフロントコースを走ります。

ハーバーブリッジ。

正面にはシドニータワー。右折左折ポイントでは観光スポットなどが目に飛び込んできます。

海沿いのコースを一旦離れます。

 

 

 35km地点

この付近は緩やかなアップダウンがあります。

ここを右折すると、給水所(35.2km付近)です。
【提供内容】水、スポーツドリンク、ジェル、ゼリービーンズ

ゼリービーンズ。

車道から歩道へ。歩道は道幅が狭くなるため、集団で走っている場合はランナー同士の接触に注意しましょう。

36km地点。

 

 

 ダーリング・ハーバーに戻ってきました

ヨットやクルーザーなどが停泊している港沿いを駆け抜けます。コースはフラット。レストランなども多く、レストランのテラス席や沿道からたくさんの声援が送られます。

37km地点。ゴールまであと5km。

給水所(37.8km付近)。
【提供内容】水

シャワーのサービスもあり、火照った身体を冷ましてくれます。

38km地点。

ここを右折。歩道から再開発工事の進むバランガルー地区の車道へとコースが変わります。右折後、高層ビル群のなかを走るため、数百メートルの日陰の区間になります。少しの間ですが、日差しや暑さをしのげ、身体を休めることができます。日陰をうまく利用してリフレッシュしましょう。

 

 

 再び、オーシャンフロントコースに

39km地点。

ハーバーブリッジが段々と近づいてきました。ゴールのオペラハウスはハーバーブリッジをくぐり抜けた先にあります。ゴールまでもう少し。

ハイタッチ!

 

 

 40km地点

40km地点には給水所が設けられています。ハーバーブリッジも目の前まで迫ってきました。
【提供内容】水、スポーツドリンク、ジェル

40km地点。

復路もハーバーブリッジをくぐり抜けます。この先に広がる景色も絶景です。

 

 

 目の前にはオペラハウス

ハーバーブリッジの先にオペラハウスが現れます。ここもおすすめのビューポイントです。ハーバーブリッジをくぐり抜け、ゴールのオペラハウスを目指して、ギアチェンジ!

40km以上走ってきましたが、この絶景が疲れを忘れさせてくれます。

41km地点。

シドニー湾のふ頭「サーキュラー・キー」のフェリー乗り場が近づいてきました。

例年は40km地点の給水所がゴールまでに設けられた最後の給水所でしたが、今大会は気温が高くなることが予想されていたため、追加でもう1か所、給水所が設けられました。
【提供内容】水

サーキュラー・キーのフェリー乗り場に近づくと沿道には人も増え、たくさんの声援が送られます。

高架をくぐり抜けて左折。

ここを左折すると、ゴールのオペラハウスまであと400mほど。

オペラハウスへ向けて、ラストスパート!

ハーバーブリッジを見ながら、ここを右方向に進んでいくと、

ゴールのオペラハウスが目の前に飛び込んできます。

ゴールまであと少し!

 

 

 歓喜のゴール!「Woohoo,You did it!」

やったー!! フルマラソン、完走! ゴールゲートに続々とランナーが飛び込んできます。

Woohoo,You did it!(やったー!)

ゴールしたら、導線に沿って進みます。ゴールゲートを背にし、オペラハウス沿いを少し進むとフルマラソンのリカバリービレッジがあります。

 

 

 完走メダル

フルマラソンのリカバリービレッジエリア。リカバリービレッジのテント前で完走メダルが贈られます。

Congratulations!

リカバリービレッジエリアでは、水やスポーツドリンク、バナナ、リンゴが提供されます。

 

 

 フィニッシャーTシャツ

リカバリービレッジのテントの奥へ進んでいくと、フィニッシャーTシャツの配布場所があります。

フィニッシャーTシャツ(前)

フィニッシャーTシャツ(後)

フィニッシャーTシャツの配布場所を通過すると、フルマラソンの荷物受け渡し所があります。スタートブロック同様に受け渡し口もブロック分けされています。

 

 

 ゴール会場の様子

オペラハウス周辺のゴール会場では、ハーバーブリッジをバックに記念写真を撮ったり、お互いの完走を称え合ったり、ゆっくりと過ごすことができます。

 

 

 ハーバーブリッジをバックに記念写真

ロイヤル・ボタニック・ガーデン(Royal Botanic Garden)には、フォトコーナーが用意されています。大勢のランナーがハーバーブリッジをバックに記念写真を撮っていました。ゴールしたあとはぜひ立ち寄ってみましょう。

ハーバーブリッジをバックに、このような思い出に残る写真が撮影できます! このフォトコーナーにはボランティアが配置されており、カメラやスマートフォンを渡すと写真を撮ってくれます。

 

 

 ゴール後、休憩や待ち合わせに利用できるテント

ロイヤル・ボタニック・ガーデン(Royal Botanic Garden)には、日本事務局が日本からの参加者用にテントを用意しています。イスやテーブルがあり、休憩や待ち合わせ場所に活用することができます。飲食の提供はありません。飲食をしたい方は飲食ブースで購入しましょう。

日本からの参加者用のテント。みなさん、いい笑顔!

シドニーの魅力や観光スポットが、ぎゅっとつまったフルマラソン。シドニーマラソンのコースは変化に富み、飽きることはありません。

2020年は9月20日(日)に開催。しかも、20回記念大会!

種目はフルマラソン、ハーフマラソン、ブリッジラン(10km)、ファミリーファンラン(3.5km)があり、ビギナーからシリアスランナーまで様々なレベルの人が楽しめます。

魅力いっぱいのシドニーマラソンに参加してみませんか?!

・オフィシャルサイト(日本語)
http://www.sydneymarathon.jp/

[ 取材協力:シドニーマラソン日本事務局 ]
[ Text & Photo By Shinro Imakita / 今北 普朗 ]