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The Runner's Guide to the world

日本最北端わっかない平和マラソン

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2019年 体験レポート

 

 

 

 大会当日は快晴!

主会場の北防波堤ドーム公園周辺は風もほとんどなく、穏やかな朝を迎えました。
フルマラソンは宗谷岬にある日本最北端の地の碑の前がスタート地点。宗谷岬まではJR稚内駅近くの中央公園と、JR南稚内駅近くのツルハドラッグ南稚内店駐車場から、選手輸送用に無料バスが運行されます。バスの出発時刻は朝7時です。

今大会はJR稚内駅近くのホテルに宿泊のため、中央公園発のバスを利用。バスの乗り場がある中央公園へは、JR稚内駅や日本最北端の線路のモニュメントを背にし、線路沿いにまっすぐ進みます。1~2分ほどで左手に中央公園が見えてきます。

中央公園には更衣室(男女別)や荷物預かり所が設置されます。フルマラソンの参加者がスタート地点(宗谷岬)で預けた荷物は中央公園まで運搬され、ここで受け取ることになります。

スタート地点で荷物を預けない場合、バスに乗車する前に、この荷物預かり所で預けることもできます。記入台で荷札にナンバーカードの番号を記載し、預ける荷物を入れるビニール袋に取り付けてください。貴重品は各自管理になるため、預けることはできません。

 

 

 主会場で参加賞受け取り

主会場の北防波堤ドーム公園にある総合案内所で、大会当日も参加賞を受け取ることができます。参加賞の受け取りの際は、ナンバーカードを必ず提示してください。
 ※ナンバーカード・計測チップ・大会プログラム・観光ガイド等は事前発送されます。

・参加賞受け取り期間
大会前日 8/31(土)13時~18時
大会当日 9/1(日)6時~16時

 

 

 宗谷岬行きバス乗り場

中央公園のフルマラソンのスタート地点(宗谷岬)行きバス乗り場の様子。バスに乗車する際、荷物預け用のビニール袋が配布されます。荷物を預ける人は必ず受け取りましょう。出発時刻は朝7時。宗谷岬まで50分ほどかかります。

 

 

 宗谷岬に到着

宗谷岬の丘の上にある宗谷岬公園の駐車場でバスを降車します。

駐車場の先には「祈りの塔」や「世界平和の鐘」などがあります。芝生広場や駐車場でストレッチや着替えをしたり、祈りの塔などを見学したり、ゆっくりと過ごすことができます。丘の上からみる宗谷海峡の眺めは絶景です。天気が良ければ遠くにサハリンを見ることができます。
スタート地点は、丘の上にある宗谷岬公園から日本最北端の地の碑に向かって下った先にある交差点付近。荷物預かり所はバスを降車した宗谷岬公園駐車場内に設けられています。荷物を預けてから、丘を下りましょう。

駐車場の近くにあるトイレ。スタート地点付近にもトイレが設置されています。

写真奥の灯台は宗谷岬灯台。日本最北端の灯台です。

荷物預かり所。

ビニール袋に荷物を入れ、ナンバーカードを記載したシールを貼って預けます。

荷物を預けたらスタート地点へ移動。

スタート地点付近には仮設トイレや、総合案内所・救護所・給水所・更衣室の白いテントが設置されています。

スタート地点の給水所では、水・スポーツドリンクが提供されます。

更衣室(男女別)。

総合案内所の先にある宗谷岬神社。

 

 

 日本最北端の地の碑

スタート地点の交差点を渡った先にあるのが、日本最北端の地の碑。多くのランナーが記念写真を撮っていました。

間宮林蔵の立像(写真左)。

スタート20分前ぐらいにスタート地点の整列ブロックへ移動。

 

 

 スタート地点へ整列

スタート地点の整列は、A・B・C・Dにブロック分けされています。ナンバーカードに記載されているアルファベットのブロックに整列してください。

フルマラソンの参加者は約700人のため、Dブロックでもスタート地点(写真奥の信号機付近)のすぐそば。最後尾でも数分でスタートラインを通過できます。

スタート前のセレモニーでは、招待選手やペースランナーの紹介などが行われました。

 

 

 スタート

9時。フルマラソン スタート! ゴールの稚内港北防波堤ドームに向かって一斉に駆け出していきます。

16.5km付近まで海沿いを走るオーシャンフロントコースが続きます。この日は風速約8mの向かい風でした。
まさに大会のキャッチフレーズの通り、「平和の願いを、海風にのせて走る。」

ペースランナー。ペースランナーは下記のゴールタイム別に配置され、参加者の完走や目標タイム達成のサポートをしてくれます。

・目標ゴールタイム
3時間以内 1kmあたりのペース4分15秒
3時間30分以内 1kmあたりのペース4分55秒
4時間以内 1kmあたりのペース5分35秒
4時間30分以内 1kmあたりのペース6分20秒
5時間以内 1kmあたりのペース7分00秒
5時間15分以内 1kmあたりのペース7分30秒 

距離表示は1kmごとに設置されています。

高低差は10mほど。比較的平坦で走りやすいコースが続きます。

沿道からは地元住民の方々から温かい声援が送られます。

 

 

 給水所(4.3km付近)

【提供内容】水・スポーツドリンク

各給水所には仮設トイレが設置されています。

ボランティアスタッフや地元住民の方々から元気いっぱいの温かい声援が送られます。

 

 

 5km

青い空、青い海、心地よい波の音を楽しみながらのRUN!! オーシャンフロントコースが続きます。

雲が広がり日差しが少し弱まりました。暑さをしのげ、ほっと一息。沿道の応援もうれしい!

 

 

 給水所(9.5km付近)

【提供内容】水・スポーツドリンク・チョコ・キャンディー

元気いっぱいの応援!

救護所。救護所は7か所(スタート・9.5km・15km・21.6km・30km・36km・フィニッシュ)設置されています。

 

 

 10km

青空が広がったり、曇ったり。この日の最高気温は23.1度、最低気温は18.6度。曇っても寒いとは感じない気温でした。コース上では局地的に雨に見舞われ、晴・曇り・雨のフルコースを体験したランナーもいました。

青空が広がってきました。右手に青い空、青い海を見ながら、ひたすらまっすぐまっすぐ走っていきます。

この付近は住宅のない区間。車でわざわざ移動し、沿道から温かい声援を送ってくれました。

 

 

 給水所(15km付近)

【提供内容】水・スポーツドリンク・キャンディー・バナナ・梅干し・ようかん

給水・給食の提供だけでなく、元気いっぱいの声援が送られます。

企業キャラクターも応援してくれます。

内陸側には黒い雲がかかり、局地的に雨に。しかし、海沿いは青空が広がり、きれいな景色が楽しめました。青空が広がると日差しが強くなり、直射日光を受けます。熱中症対策や日差し対策として、ランニングキャップやサングラスがあると便利です。また、水分もこまめに補給しましょう。

海の向こう側(写真右奥)に見えるのがゴール地点の稚内港北防波堤ドームです。

この先を左折し、内陸へと入っていきます。折り返し地点までは3kmほど。

折り返してきたランナーが戻ってきます。ランナー同士の接触を避けるため、できるだけ進行方向左側を走りましょう。

ゴールタイム3時間30分のペースランナーと、サブ3.5を目指すランナーの集団。

内陸へ入っていく区間は上り基調。上り坂は歩いてもOK。マイペースで一歩一歩進んでいきましょう。

 

 

 給水所(18km付近)

【提供内容】水・スポーツドリンク

内陸に広がっていた黒いどんよりとした雲。雨が降ったのはこの付近だったようです。

コースを巡回する救護班。救護班が巡回してくれているので安心です。

こちらの給水所でも、元気いっぱい応援してくれました。

ゴールタイム4時間のペースランナーの集団。多くのランナーがペースランナーを目標に走っていました。サブ4頑張ってください!

折り返し地点が見えてきました。

 

 

 折り返し(19.5km)

稚内市のゆるキャラ「りんぞうくん」も応援。

折り返し地点。ここは第1関門(19.5km)になっています。

・関門
第1関門(19.5km) 閉鎖時間11時40分(スタートから2時間40分)
第2関門(25km) 閉鎖時間12時20分(スタートから3時間20分)
第3関門(33km) 閉鎖時間13時30分(スタートから4時間30分)
第4関門(37.5km) 閉鎖時間14時00分(スタートから5時間00分)

 

 

 20km

折り返してから少し進むと、20km地点。

オフィシャル写真撮影ポイント。笑顔で駆け抜けましょう。

 

 

 給水所(21km手前)

【提供内容】水・スポーツドリンク・エナジージェル・オレンジ・餅・チョコ

緩やかな坂の途中が給水所です。

 

 

 中間地点

青空が広がり、この先はずっと快晴。後半も稚内のきれいな景色やオーシャンフロントコース、温かい応援を楽しみながらのRUN!!

◆オフィシャルサイト
http://wakkanai-marathon.jp/

◆ボランティアや沿道で応援してくれた方々に「感謝のメッセージ(ありがとうメッセージ)」を下記サイトから送ることができます
https://www.kashico.jp/thanks/new?event_id=769

◆参加者から寄せられた「感謝のメッセージ(ありがとうメッセージ)」一覧
https://www.kashico.jp/events/769

[ 取材協力:日本最北端わっかない平和マラソン大会実行委員会 / 稚内市 ]
[ Text & Photo By Shinro Imakita / 今北 普朗 ]