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The Runner's Guide to the world

シドニーマラソン

2014年 体験レポート[ 2016年はこちら ]

 電車でスタート地点へ移動

スタート地点までは電車(シティー・レール)で移動。スタート地点の最寄り駅であるミルソンズポイント(Milsons Point)駅までは、市内のセントラル(Central)駅、タウンホール(Town Hall)駅などからは約7分~10分です。

スタート会場はハーバーブリッジの真下。

スタート会場には日本事務局のテントがあり、日本事務局スタッフが日本人参加者の応対やサポートをしてくれます。他の海外マラソンではなかなか日本人スタッフによる日本語での応対やサポートを受けることができません。シドニーマラソンは初海外マラソンや海外に不慣れなランナーでも安心して参加できる大会です。

手荷物預かりの場所は、スタート会場のすぐそばにあります。

EXPOで受け取ったイベントキットの中に入っている手荷物預かり用プラスチック・バッグにゼッケン番号のステッカーラベルを貼り、その中に荷物を入れて預けます。貴重品は預けることはできません。

スタート会場にはジェラートの出店がありました。日本のマラソン大会のように、飲食店の出店はほとんどありません。スタート前、レース中に必要なドリンクや食べ物などは事前に準備し、スタート会場に持参しましょう。

仮設トイレの様子。スタート前は日本のマラソン大会同様に混み合います。仮設トイレはオペラハウスを正面に見る側と背にする側の両方に設置されています。

フルマラソンとハーフマラソンにはペースランナーが配置されます。スタート前に自分の目標タイムに近いペースランナーを見つけておくといいでしょう。ペースは、フルマラソンはゴール時間が3時間・3時間15分・3時間30分・3時間45分・4時間・4時間15分・4時間30分、ハーフマラソンは1時間20分・1時間30分・1時間40分・1時間50分・2時間。

フルマラソンは7時20分スタート。スタート20分前になり、スタートブロックへ移動します。ハーフマラソンは6時15分、車椅子フルマラソンは7時15分、3.5kmファミリーファンランは7時50分、9kmブリッジランは9時にスタート。

ゼッケンに記載されているアルファベットがスタートブロックです。ブロックごとに入り口が違います。フルマラソンの参加人数は約3900人。日本のマラソン大会ほどスタート前の混雑はありません。2014年大会はハーフマラソンは約9300人、9kmブリッジランは約1.5万人、3.5kmファミリーファンランは約5800人が参加しました。

 いよいよスタート

ハーバーブリッジを背にスタート!

ミルソンズポイント(Milsons Point)駅を過ぎ、シティー・レールの高架をくぐります。そして、右にぐるっと旋回しながら走り、ハーバーブリッジへ。

スタートして1kmほどでハーバーブリッジに差しかかります。ハーバーブリッジの車道を走って渡れるのは1年でこの日だけ!貴重な体験ができます。

ハーバーブリッジの車道を走りながら見るオペラハウスもシドニーマラソンならでは。

スタート時は小雨がぱらついていましたが、青空が広がってきました。ハーバーブリッジを渡ったあたりが2km地点。

ペースランナーの後ろを走り、目指すはサブ4.5!

まっすぐ道なりを進み

折り返し

またまっすぐ進み

折り返し。序盤で分かるように、シドニーマラソンは折り返しが多いコース設定です。

この付近はロックス(Rocks)という地名の地域。周りを石に囲まれた中を走ります。

トンネルを走り抜けると

一気に高低差15mを700mほどかけて駆け上がります。ハーバーブリッジに入ったあたりから下り基調のコースのため、スピードの出しすぎに注意しましょう。ゴールまでは、あと37km。

サーキュラーキーの高架の上を直進。左前方にオペラハウスが現れます。

さらに進むと左手にハーバーブリッジも見ることができます。シドニーの景色を前半で満喫できます。

シドニーの中心街に入っていきます。

仮設トイレが給水所の近くに設置されています。ここは5km地点のニューサウスウェールズ州立図書館(State Library of New South Wales)前。

セント・メアリー大聖堂(St Mary’s Cathedral)を見ながら

ロイヤル・ボタニカル・ガーデン(Royal Botanic Gardens)へ。

ぐるっと走り出口に差し掛かると、正面にシドニー・タワーが現れます。

セント・メアリー大聖堂(St Mary’s Cathedral)まで戻ってきた地点で9km。

応援も増えてきます。

セント・メアリー大聖堂(St Mary’s Cathedral)を過ぎて折り返し。折り返したら再びセント・メアリー大聖堂(St Mary’s Cathedral)へ向かって走り、ハイド・パーク(Hyde Park)に入っていきます。

ハイド・パーク(Hyde Park)。噴水を見ながらまっすぐ進みます。噴水を過ぎた先が10km地点。

シドニーマラソンのときだけに架けられる橋を渡ります。

この先は傾斜道のため、足元に注意して走りましょう。

シティとボンダイ・ジャンクションを結ぶ大通り、オックスフォード・ストリートに入ります。1kmほどは緩やかなのぼりが続きます。

ムーア・パーク(Moore Park)に隣接するアリアンツ・スタジアム(Allianz Stadium)。

スポーツ施設が立ち並ぶエリアを抜け

給水所(Energy Station)に到着。スポーツドリンクと水が提供されます。

少し進むと15km地点。

先導バイクにすれ違い、迫ってくる選手に注目していると

今大会(2014年)のフルマラソン女子で優勝したBERUKTAIT ESHETU選手でした。折り返しポイントが多いので、運がよければトップ選手の走りを間近で見ることができます。

センテニアル・パーク  (Centennial Park)。折り返しポイントが複数あり、多くのランナーとすれ違います。

20km地点。

走っていると、コース上に引かれたブルーのラインを目にすることが多くなります。このブルーのラインは、2000年に開催されたシドニーオリンピックのマラソンコースを示しています。フルマラソンとハーフマラソンはオリンピックのコースの一部を走ります。

センテニアル・パーク  (Centennial Park)の出口が25km地点。

休日をのんびりと過ごす人や散歩で訪れている人などから、コースのいたることろで温かい声援が送られます。

スタート時は小雨でしたが青空が広がり気温も上昇。こまめな給水を心がけます。

アリソン通り(ALISON ROAD)沿いの往復コース。

復路のオックスフォード・ストリートは、正面にシドニー・タワーを見ながら走ります。

また、ここまで来れば緩やかな下りが1kmほど続き、スピードに乗って気持ちよく走ることができます。

30km地点。残りあと12km!

オックスフォード・ストリートを過ぎると、ハイド・パーク(Hyde Park)へ。

戦没者の慰霊碑として建てられたアンザック戦争記念館(Anzac Memorial)。

シドニーマラソンのときだけに架けられる橋を再度渡ります。

ハイド・パーク(Hyde Park)の噴水付近は観光客などの人出が多く、たくさんの声援が送られます。

シドニー市内のビル群の中を駆け抜け

サーキュラーキー(Circular Quay)へ。

サーキュラーキー(Circular Quay)付近は一番応援が多い地点です。笑顔で沿道からの声援に応える余裕を残しておきたいところ。残りあと10km!

高架をくぐり、ロックス(Rocks)へ。

ハーバーブリッジを正面に、レストランやショップなどが立ち並ぶ古い街並みの景色が楽しめます。 

33kmを過ぎるとハーバーブリッジの真下に差しかかります。ハーバーブリッジをくぐり抜ける贅沢なコースにテンションも上がり、疲れが吹き飛びます!

35km地点の給水所が近づいてきました。

平均するとキロ約6分10秒・ゴールタイム4時間20分ペースで走っていましたが、このペースだと、給水所(Energy Station)でGUのジェルやグミはほとんど残っていません。日本のマラソン大会のような充実した食べ物の提供はありません(シドニーマラソンに限らず、海外のマラソン大会は食べ物の提供がほとんどありません)。レース中の捕食は事前に準備し、ポーチなどに入れて走りましょう。シドニーマラソンは、奇数番の給水所(Energy Station)では水とスポーツドリンク、偶数番の給水所(Energy Station)では水が提供されます。

36km地点。ダーリングハーバー(Darling Harbour)のあるエリアです。

36km~39kmは後半の難所です。アップダウンが続くため、余力を残しておきましょう。

37km手前から上り坂に差しかかります。

そして、今度は37.5km付近から急な上り坂が待ち受けています。後半最大の難所です。ここが踏ん張りどころ!

坂を上りきり一息ついたあたりで、コース左手に広がるダーリングハーバー(Darling Harbour)の景色を楽しめます。

39kmを過ぎればほぼ平坦なコースです。

ハーバーブリッジが見えてくると、ゴールまであと少し。

40km地点。

ハーバーブリッジの真下をくぐり抜けます。

正面にオペラハウスが現れます。天気もよく絶景!

オペラハウスを見ながら、サーキュラーキー(Circular Quay)へ。

41km地点。あと1km!

サーキュラーキー(Circular Quay)駅の高架をくぐり抜けると、ラスト400m!

沿道からは大きな声援が送られます。この400mは笑顔で手を振るなどし、声援に応えましょう!

オペラハウスの目の前がゴール。あと少し!

ゴール!!! サブ4.5達成!

ゴールすると水が手渡されます。

ゴール後はオペラハウスに向かって進みます。

完走メダルが贈られます。

さらにオペラハウスの真下に進むと

スポーツドリンク

オレンジなどが提供されます。

フィニッシャーズTシャツもここで受け取ります。

2014年のフィニッシャーズTシャツ。

スタート時に預けた荷物はロイヤル・ボタニカル・ガーデン(Royal Botanic Gardens)に設置された荷物受け取り所で受け取ります。オペラハウスから歩いて5分ほどの距離です。

ゼッケンに記載されているアルファベットごとに分かれて並び、荷物を受け取ります。

天気もよく公園内でゆっくりとくつろぐことができます。

オペラハウスのそばには、日本事務局テント、日本の旅行会社のテントが設営されています。

日本事務局テントでは日本事務局スタッフが出迎えてくれます。完走した日本人ランナーと交流でき、完走をたたえあうことができます。ぜひ立ち寄ってみてください!

ブラックモアーズ・リカバリー・ビレッジ(Blackmores Recovery Village)。

表彰式会場やスポンサーテントなどがあります。

飲食テント

ストレッチをしたり、体を休めることができるテント

無料マッサージを受けられるテント

イスとテーブルが用意された飲食エリアでは、ハーバーブリッジとオペラハウスを見ながら食事をとることができます。


[ Text & Photo By Shinro Imakita / 今北 普朗 ]