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The Runner's Guide to the world

与那国島一周マラソン

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2023.12.11〜のview数を表示

2017年 体験レポート

 選手受付

選手受付は与那国中学校体育館で行われます。受付時間は9時00分~11時30分。開会式は12時。スタートは25km13時、10km13時30分。選手受付後は体育館で過ごすことができます。与那国中学校のある祖納エリアに宿泊しているランナーは、宿泊施設から与那国中学校体育館まで徒歩圏内のため、選手受付後に宿に戻ってスタートまでゆっくりと準備することもできます。また、スタートが午後ということもあり、大会当日に与那国島入りするランナーも多くいます。大会当日は与那国空港から会場までバスの送迎サービスがあります。バス送迎の詳細は こちら

選手受付の様子。

選手受付では事前に送付された参加通知はがきを提示し、参加キット(ナンバーカードや参加賞Tシャツなど)を受け取りましょう。

ナンバーカード、参加賞Tシャツ、タオル、泡盛、協賛社からの提供品、プログラム、観光案内、食券等の引換券が入っています。

食券等の引換券はゴール後の飲食やふれあいパーティーで利用できるため、宿に置いたままにしたり、なくしたりしないように注意しましょう。

参加賞Tシャツ(前)

参加賞Tシャツ(後)

 10km参加者はバスでスタート地点へ移動

12時の開会式終了後、10kmの参加者はバスでスタート地点に移動します。着替え等の荷物は体育館に置いておくことができますが、盗難や紛失は自己責任です。

10kmのスタート地点は日本最西端の地「西崎(いりざき)灯台」にある展望台前。

 13時 25kmがスタート

スタート前に与那国島の伝統芸能が披露され、ランナーにエールが送られました。

13時。25kmがスタート!

与那国中学校グラウンドをスタートし、東崎(あがりざき)方面に向かって進んでいきます。東崎は海面から約100mの高さに立ち上がった断崖絶壁の岬。ということは、前半は海抜約100m地点まで駆け上がることになります。コースの詳細は こちら

大会当日はあいにくの天候でしたが、暑くなり過ぎず、気温はマラソンにはうってつけ。

走っていると、馬に出会いました。

前半は上り基調のコースが続きます。起伏に富んでいて走りごたえがあります。前半で体力を使い切らないように注意して走りましょう。

上り坂が続き辛いところで、のぼり旗が見えてきました。最初の給水所です。

子どもたちが元気いっぱい出迎えてくれます。ぜひ笑顔で応えましょう!

給水所では水、スポンジ、補給食(スポーツドリンク、コーラ、黒糖、飴、梅干し)が提供されます。

東崎(あがりざき)の風車が近づいてきました。

この先をぐるっと右へ。立神岩(たちがみいわ)方面へ進んでいきます。

ぐるっと曲がると下り。しかし、その先はまた上り坂になりアップダウンが続きます。

ボランティアスタッフの方が声援を送ってくれます。ぜひ笑顔で応えましょう!

上り坂は歩いてもOK。マイペースで進んでいきましょう。

コースの分岐ポイントには案内看板やボランティアスタッフの誘導があり迷うことはありません。

5km地点。

給水所が見えてきました。

学生ボランティアや自衛隊員が給水所でランナーの完走をサポートしてくれます。

タフなコースが続きますが、景色を楽しみながら走りましょう。

7km地点。1kmごと地面に距離が書かれています。

こちらの給水所でも学生ボランティアが給水を用意しランナーを出迎えてくれます。コースを見てわかる通り、落ちているゴミはほとんどありません。給水用の紙コップやスポンジなどは必ずゴミ袋に捨てましょう!

下り基調のコースが続きます。

10km地点の手前にある給水所。

ドリンクや補給食が提供されます。

給水所の先にある上り坂の途中が10km地点。

雨にもかかわらず、沿道から元気いっぱいの応援! 余裕があればハイタッチで応えましょう!

比川集落付近まで下ってくると地元住民の応援も増え、たくさんの声援が送られます。この付近から比較的平坦なコースが続きます。比川はテレビドラマ「Dr.コトー診療所」の舞台になった志木那島診療所などがあります。

走っていると、沿道からチョコや飴のサービス。地元住民の方もランナーの完走をサポートしてくれます。

目の前に見える建物は与那国町漁港クルマエビ養殖場。

与那国町漁港クルマエビ養殖場を過ぎると、南牧場へ向けて進んでいきます。

カタブル浜を過ぎるあたりが中間点(12.5km)。

中間点を過ぎると勾配のある上り坂になります。

道路にある写真のような溝は「テキサスゲート」と呼ばれています。コース途中には何か所かテキサスゲートがあり、このように板が敷かれています。必ず板の上を走り、つまづいたり、溝(空洞部分)に落ちたりしないように注意しましょう。
 ※テキサスゲートは放牧されている馬や牛が牧場の外に出ないように設置されています。観光等で自転車やバイクを利用する際は、車輪がはまる恐れがあるため注意しましょう。

南牧場エリアはオーシャンビューが楽しめます。

給水所では雨や海風が吹く中、学生ボランティアがランナーのためにドリンクやスポンジを用意してくれています。余裕があれば「ありがとう」と一言声がけを!

南牧場エリアは緩やかな上り基調のコースが続きます。

自衛隊与那国駐屯地手前が15km地点。日本最西端の地「西崎(いりざき)」へ向けて進んでいきます。

16km地点手前の給水所。ドリンクや補給食が提供されます。学生ボランティアだけでなく、自衛隊員もランナーの完走をサポートしてくれます。

久部良(くぶら)港まで下っていきます。

ここもテキサスゲート。板の上を走りましょう。また、コースとは逆ですがここを左に向かうと、日本最西端の「西崎灯台」があります。10kmは「西崎灯台」のそばにある展望台前がスタートです。

久部良(くぶら)港まで下ったら比較的平坦なコースが続きます。

港付近では漁師や地元住民の方々が元気いっぱい応援してくれます。

与那国町漁業協同組合前でも多くの声援が送られます。

この先のカーブを曲がると勾配のある上り坂が待ち受けています。

上り坂は歩いてもOK。無理をせずに一歩一歩進んでいきましょう。25kmの制限時間は3時間40分。フルマラソンに換算すると6時間11分ほど。ビギナーでも十分に完走を狙えます。10kmも制限時間は2時間とかなりゆったり。

「ガンバレ」と書かれた応援ボード。

この下り坂の先が給水所。

ドリンクとスポンジが用意されています。

給水所を過ぎると上り坂。

国道216号を北牧場、与那国空港に向かって進んでいきます。

19.5km付近の給水所。

大会スポンサーから長命草(ボタンボウフウ)が提供されます。

20km地点。この付近は平坦なコースが続きます。

与那国空港手前の給水所。子どもたちがランナーを出迎えてくれます。

このカーブの先が与那国空港の入り口。

与那国空港前の給水所。

子どもたちが元気いっぱい応援してくれます。ぜひ笑顔とハイタッチで応えましょう!

与那国空港を過ぎると長い上り坂に差し掛かります。

上り坂の始まり付近が22km地点。ゴールまであと3km。踏ん張りどころです!

マイペースで進んでいきましょう。

坂道を上りきると、筋肉疲労に効果のあるスプレーのサービスが受けられます。

給水所でエネルギー補給も忘れずに!

給水所を過ぎると下り坂。与那国町役場や診療所などが集まる与那国の中心集落、祖納エリアに向かって下っていきます。

あと2km。

集落に入ると沿道の応援が増えてきます。

温かい声援、そして太鼓の演奏でランナーの背中をゴールまで後押ししてくれます。

沿道からはキャラメルの振舞いも!

元気いっぱいの応援を受け、ゴールに向けてギアチェンジ!

与那国町役場前。沿道から温かい声援が送られます。

あと1km!

最後の難所がここ。ゴールの与那国中学校グラウンドに向かう上り坂。

400mほど続く上り坂を駆け上がると、ゴールへ向けて下り坂に。

ゴールが見えてきました!

与那国中学校グラウンドへ。

グラウンドを1周したらゴール。

ゴールゲートが目の前に迫ってきました!

ゴール!!!

多くのランナーが笑顔でゴールゲートを駆け抜けました!

ゴールゲート横のテントではドリンクや補給食が用意されています。

完走証は校舎内で即日発行されます。

完走証のラミネートサービス(300円)。ラミネートの売上金は赤い羽根共同募金に寄付されます。

与那国島一周マラソンならではの自衛隊による入浴サービス!

美ゅら島の湯にゆっくりとつかり、マラソンの疲れを癒しましょう! お風呂のあとは、お待ちかね! ふれあいパーティー!

[ 取材協力:日本最西端与那国島一周マラソン大会実行委員会 ]
[ Text & Photo By Shinro Imakita / 今北 普朗 ]