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The Runner's Guide to the world

メルボルンマラソン

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2015年 体験レポート[ 2019年はこちら ]

 大会当日朝 メイン会場のメルボルン・クリケット・グランド(MCG)へ移動

朝6時。メイン会場のメルボルン・クリケット・グランド(MCG)に到着。メルボルン市の中心部からメルボルン・クリケット・グランド(MCG)までは1kmほど。ホテルの場所によりますが、メルボルン市の中心部から徒歩で移動しても、15分~20分ほどで到着します。

種目により荷物預けの場所が違います。案内看板が出ているので、案内看板を確認しましょう。

特典パッケージ(VIR: Very Important Runner)申し込み者はゴールドゼッケンです。大会前・当日に様々な特典を受けることができます。特典パッケージ(VIR: Very Important Runner)の申し込みを希望される方は、先着順受付のため、早目に申し込みをしましょう。

<大会前>
ゴールド・ゼッケン
スティーブ・モネゲッティからの特別アドバイス
コース説明書
専門トレーナーによる個別指導
大会グッズの20%割引

<スタート前>
MCG特別室での観戦、着替え、トイレ利用
ティー、ジュース、フルーツ
ウオーミングアップ指導
スタート地点までの誘導
一番前のVIRスタートゾーンからのスタート

<レース後>
マッサージ
昼食
シャワールーム利用
VIR特別室でのショウバッグの受け渡し
記念品(iTab)の贈呈

今回はフルマラソンに参加。フルマラソンの荷物預け所へ移動。右側の階段を下ります。

各所に案内看板が出ているので、迷うことはありません。

フルマラソンの荷物預かりは5時30分から。Brunton Ave側の駐車場入口「A」が荷物預かり所の入り口です。まずセキュリティーチェックを受けます。

■その他の種目の荷物預かり開始時間と荷物預かり所の入り口
ハーフマラソン 5時30分~(MCGメインコンコースのGate1)
10km 6時~(MCGメインコンコースのGate2)
5.7km & 3kmウオーク 5時30分~(MCGメインコンコースのGate1)

セキュリティーチェック後、まっすぐ進むと

荷物預け所に到着。どこに預けても大丈夫です。

ゼッケン下部の穴のあいている部分を切り取り、写真のように荷物に付けて預けましょう。

荷物を預けたらスタート地点へ移動。荷物預け所からスタート地点までは歩いて5分ほど。

スタートは全豪オープンテニスの会場となるメルボルン・パーク・テニスセンター前です。

スタート付近にはトイレが多数設置されています。スタート前は混み合うため時間に余裕を持って行動しましょう。

スタート30分前ごろからランナーが増えてきます。

黄色い風船を付けているランナーはペースランナーです。フルマラソンとハーフマラソンにペースランナーが配置されます。ペースランナーのゴール時間設定は下記です。

■フルマラソン
2時間50分、3時間、3時間10分、3時間20分、3時間30分、3時間40分、3時間50分、4時間、4時間10分、4時間20分、4時間30分

■ハーフマラソン
1時間30分、1時間35分、1時間40分、1時間45分、1時間50分、2時間、2時間10分、2時間20分

スタートの並び順は自由です。前方からスタートしたい人は早めにスタート地点に移動しましょう。
スタート地点にはゴール時間の目安(ペースランナーのスタート位置の目印)として、ゴール時間の看板がコース脇に設置されています。ペースランナーと一緒に走りたい人は写真にある看板を参考にしましょう。

朝7時。フルマラソン スタート!!

■その他の種目のスタート時間
車いすマラソン 7時55分
ハーフマラソン 8時
10km 7時30分
5.7km 11時
3kmウォーク 11時15分

スタートしてすぐ、バットマンアベニュー(Batman Ave.)を駆け上がります。

上りきると左折。

フリンダースストリート駅へ向かいます。フリンダースストリート駅の手前が1km地点。

フリンダースストリート駅を左折。

左手にメルボルン・クリケット・グランド(MCG)を見ながら、橋を渡ります。

橋を渡ってすぐ、メルボルン・コンサートホールと

アートセンター(Arts Centre Melbourne)が右手に現れます。

前半はセント・キルダ・ロード(St Kilda Rd)を道なりに進みます。

給水所では、ボランティアスタッフが笑顔でランナーにドリンクを手渡してくれます。
給水所はコース上に17箇所設置されます。給水所の詳細は こちら

■給水所の設置場所
スタート、3km付近、6km付近、8.5km付近、11.2km付近、13.7km付近、17km付近、20.3km付近、23.5km付近、24.5km付近、28km付近、31.1km付近、34.1km付近、36.1km付近、39.8km付近、41.6km付近、ゴール

5kmごとに計測マットが設置されています。計測マットの上を必ず走りましょう。

5km地点を過ぎ少し進むと右折。アルバート・パーク湖(Albert Park Lake)に向かいます。

アルバート・パーク(Albert Park)に入るとすぐ給水所があります。また、給水所の近くにはランナー専用のトイレも設置されています。

アルバート・パーク湖(Albert Park Lake)が左手に見えてきました。湖畔沿いの道はF1オーストラリアGPのコースです。フルマラソンとハーフマラソンはF1のコースを走ります。

9km付近の給水所。

公園内は比較的平坦で道幅も広く走りやすいコースです。

10km地点。

11.2km付近の給水所では、ドリンクや

バナナが提供されます。

また、スペシャルドリンクの設置ポイントです。

大会前日に預けたボックスにスペシャルドリンクが入っています。

給水所を過ぎ少し進むと折り返し。

距離表示はkm表示で、赤色はフルマラソン、緑色はハーフマラソンです。

アルバート・パーク(Albert Park)を出ると右折。道幅が一気に狭くなるため、他のランナーと接触しないように注意して走りましょう。

沿道からは温かい声援が送られます。

ポートフィリップ湾が15km地点。

 

ポートフィリップ湾の海岸線を往復します。今回は曇り空でしたが、天気がよければ、青い空と青い海が広がり絶景です。

ポートフィリップ湾の海岸線を往復するこの区間では、多くのランナーとすれ違います。すれ違うランナーを見ていると、ペースランナーを発見。黄色い風船をつけたペースランナーの周辺にはランナーがいっぱい。平坦な区間が多いコース設定で走りやすく、ペースランナーも配置されており、自己記録更新を狙うには最適な大会です。

約19km地点が折り返し。

折り返すと右手に海が広がり、ポートフィリップ湾の景色が楽しめます。

20km地点直前の給水所。ここでもドリンクとバナナが提供されます。

20km地点。

中間地点(ハーフ)。

海岸線は平坦なコースでしたが、22km手前から緩やかな上り坂が続きます。

マリーン・パレード(Marine Parade)を進んで行くと、左側にルナ・パーク(Luna Park Melbourne)が見えてきます。

24km地点の給水所。ここもスペシャルドリンクの設置ポイントになっています。

25km地点。この先の折り返しまでアップダウンが続きます。中盤の難所です。

26km手前が折り返しポイント。

折り返すと緩やかな上り坂になります。

沿道では地元住民がカラフルなキャンディーやグミなどを提供してくれます。

スタートして3時間ほど。青空が広がってきました。日差しが強いため帽子やサングラスがあると便利です。

ルナ・パーク(Luna Park Melbourne)に戻ってきました。ルナ・パーク(Luna Park Melbourne)はオーストラリア最古の遊園地で、アトラクションの一部は文化遺産になっています。

ルナ・パーク(Luna Park Melbourne)を過ぎると、上り坂が待ち受けています。

上りきり下りに入ると、温かい声援やハイタッチ、

演奏の応援が待っています。応援には笑顔で応えましょう!

ポートフィリップ湾沿いのコースを過ぎると、アルバート・パーク(Albert Park)方面へ。
写真の右側はトラム(路面電車)です。ランナーを応援したい人は、トラムを利用し移動することができます。

30km地点。

給水所を過ぎると、突き当たりを左折。

セント・キルダ・ロード(St Kilda Rd)に入ると、下り基調のコースが続きます。

木々の緑にほっとひと息。心地よい風を受けながら走ることができます。

日が昇るにつれ、日差しが強くなります。水分はこまめにとりましょう。

アートセンター(Arts Centre Melbourne)まで戻ってくると、交差点を左折。

トラム(路面電車)の線路を横切るため足元に注意しましょう。

メルボルン・コンサートホールの下をくぐり抜けます。

距離は短いですが、傾斜のある上り坂。踏ん張りどころです。

メルボルン王立植物園(Royal Botanical Gardens)へ進んでいきます。

フルマラソンのコース案内看板。

ハーフマラソンのコース案内看板。

前のランナーについていけばコースを間違えることはありませんが、コースの分岐ポイントには必ず案内看板や電光掲示板などが設置されているので、確認するようにしましょう。

園内に入り最初の給水所では、ドリンクや

カラフルなキャンディーが提供されます。

園内は起伏に富んだタフなコースです。最後にエネルギー切れにならないよう、水分補給や補食を心がけましょう。

36.1km付近の給水所が、最後のスペシャルドリンクの設置ポイントです。スペシャルドリンクは合計3か所に設置されます。

アップダウンが小刻みにあり、歩く人もちらほら。疲れたら無理せず歩いてもOK!メルボルンマラソンを楽しみましょう!

メルボルン王立植物園(Royal Botanical Gardens)を出ると右折。

1kmほど下ります。

戦争慰霊館。

39km付近の給水所。

フリンダースストリート駅の対面にある、セント・ポールズ大聖堂(St Paul’s Cathedral)が見えてきました。

フリンダースストリート駅まで戻ってくると、40km地点。あと少し!

セント・ポールズ大聖堂(St Paul’s Cathedral)を右折。

右奥にメルボルン・クリケット・グランド(MCG)が見えてきました。

フリンダースストリート駅からは1kmほど上り坂が続きます。

上り坂の途中で右折し、一気に下ります。

41km地点手前の給水所。給水所で立ち止まるランナーもいます。下りはスピードが出やすいため、給水をするランナーとの接触に注意しましょう。

メルボルン・クリケット・グランド(MCG)に入る手前の分岐ポイント。種目によりコースが分かれます。

ゴールのメルボルン・クリケット・グランド(MCG)へ。

フルマラソンの参加者は赤茶色のコースを走りましょう。

メルボルン・クリケット・グランド(MCG)のなかをぐるっと3/4周ほど走り

ゴール!!! スタンドからは大きな声援がランナーに送られます。

ゴールしたあとは道なりに進み、地下へ。

完走メダルが贈られます。

完走メダル。

ゴール後はドリンクや

バナナ、リンゴが提供されます。

さらに進むと、荷物預け所に到着します。もし、荷物を預けた場所が分からなくなった場合、段ボール箱とゼッケンに記載されたアルファベットを確認しましょう。荷物を預けたときに、荷物を預けた場所のアルファベットを係員がゼッケンに書いてくれています。

ゼッケンを係員に提示し、預けた荷物を受け取ったあとは地上へ移動。

地上へ出て道なりに少し進むと、左側にテントがたくさん設置されているエリアがあります。

そのエリアのなかに、日本事務局経由で申し込みをしたランナー用に「TEAM JAPAN」テントが設置されています。

「TEAM JAPAN」テントでは、温かい豚汁が振る舞われます。ゴール後に休憩できるテントや豚汁は、日本事務局によるホスピタリティサービスのひとつです。

ゴール後のメルボルン・クリケット・グランド(MCG)の外の様子。天気も良く、ゴールしたランナーなどで賑わっています。

ゴール後のホテルへの移動はトラム(路面電車)が便利です。写真のあずき色の車体は、シティ・サークル・トラム。シティの外周を循環している無料トラム(路面電車)です。乗車券は不要で、乗車ドアから乗り降りするだけ。初めてのメルボルン訪問でも簡単に利用できます。シティ・サークル・トラムの路線図は こちら 。メルボルンの交通案内は こちら を参考にしてください。

ホテルに戻りシャワーを浴び休憩したあと、日本事務局主催の完走パーティーに参加(参加費別)。会場は「ヤング&ジャクソン(Young & Jackson)」。

フリンダースストリート駅の対面で場所も分かりやすく、アクセスGOOD!

完走パーティーには30名ほどが参加。完走を称え合い、乾杯!

料理もいろんな種類があり、どれもおいしい!!

ドリンクはバーカウンターで注文。

初めて顔を合わせる人ばかりでも、同じ大会に参加した仲間。大盛り上がりで、楽しい完走パーティーでした。2016年大会も日本事務局主催の大会前日のモーニングランや「TEAM JAPAN」テント、完走パーティーなどが予定されています。

2016年大会は10月16日(日)に開催されます。詳細は オフィシャルサイト をご確認ください。

[ 取材協力:ビクトリア州政府観光局 / メルボルンマラソン日本事務局 ]
[ Text & Photo By Shinro Imakita / 今北 普朗 ]