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The Runner's Guide to the world

ゴールドコーストマラソン

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2016年 体験レポート[ 2018年はこちら ] [ 2019年はこちら ]

 フルマラソン当日

朝5時過ぎにホテルを出発し、ライトレールで大会会場(スタート・ゴール)まで移動。大会当日、参加者は無料で乗車することができます。

Southportで下車。

大会会場には歩いて移動。他のランナーも大勢いるため、人の流れについて行くと大会会場にたどり着きます。

写真左のバルーンはスタートゲート。

大会会場入り口。荷物を預けるため「BAGGAGE DROP」へ向かいます。

荷物預けのテント。

テントに掲示されている種目、ナンバーカードの番号を確認し荷物を預けましょう。

ナンバーカードの下段の部分を切り取り、写真のように預ける荷物に必ず取り付けてください。

スタート・ゴール地点やリカバリーエリア内、インフォメーションブースなどに、日本人ボランティアが配置されています。困ったことがあっても、日本人ボランティアに相談することができ安心です。

会場ではドリンクやバナナ、軽食などが販売されています。

スタートエリア付近には仮設トイレが多数設置されています。

スタートはゾーンごとに区分けされています。各ゾーンの入り口にはアルファベットが掲示されています。ナンバーカードにアルファベット(ゾーン)のシールが貼られているので確認し、所定のゾーンに整列しましょう。

フルマラソンとハーフマラソンにはペースランナーが配置されます。ペースランナーは目印となるバルーンを付けています。ペースランナーのゴール予定時間は下記です。

●フルマラソン ゴール予定時間
3時間、3時間15分、3時間30分、3時間45分、4時間、4時間15分、4時間30分

●ハーフマラソン ゴール予定時間
1時間24分、1時間30分、1時間40分、1時間50分、2時間、2時間10分、2時間20分

スタート地点には20分前に整列。現地の平均気温は午前7時で約10度。

午前7時20分。フルマラソン スタート!

フルマラソンは美しい海岸線に沿った「ゴールドコーストハイウェイ」(一般道)を南北に走るコースです。高低差はわずか8mとフラット。フルマラソン、ハーフマラソン、10kmランのコースは、国際陸上競技連盟(IAAF:International Association of Athletics Federations)で認定されています。

サウスポートヨットクラブ前を過ぎ、サーファーズパラダイス方面へ。オーシャンフロントコースが続きます。

約2.5km地点のウォーター・ステーション。

左手には青い海が広がります。

5km地点。距離表示は1kmごとに設置されています。

気温が分かるボードも設置されています。スタート時は10度前後と涼しいですが、日が昇ると気温が上がり、日差しも強くなるため、水分補給はこまめに行いましょう。

シードランナー(招待選手)と優先スタートランナーのスペシャルドリンク・ステーション。一般のエイドステーションとは別に設置されています。

給水は5kmごとに8ヵ所のリフレッシュメント・ステーション(レモンライム味のスポーツドリンクと水)があり、その中間地点に8ヵ所のウォーター・ステーション(水のみ)が設けられます。ウォーター・ステーションは2.5km地点から始まります。また、30km地点にはシトラス味のエナジージェルも提供されます。
 ※州法で禁じられているため、コース内での食べ物の提供はありません。

モーニングランの集合場所だったカビルモールのビーチ側にある「SURFERS PARADISE」のアーチ前を通過。

サーファーズパラダイスを過ぎると、マンション群のなかを駆け抜けます。

7.5km付近。正面に青い空、青い海が広がります。

地元チアリーダーも元気いっぱい応援してくれます。

ハイタッチや笑顔で応援に応えるランナー。

往復コースのため、折り返してきたトップ選手とすれ違います。トップ選手の走りを間近で見ることができるのもゴールドコーストマラソンならではの楽しみのひとつ。

10km地点。5kmごと計測マットが敷かれています。必ず計測マットの上を通過しましょう。

住宅エリアは道幅が狭くなります。ランナーとの接触に注意しながら走りましょう。

また、折り返してくるランナーとの接触を避けるため、センターラインやカラーコーンに近づき過ぎないようにしましょう。

住宅街を抜けると、正面に海が広がり、ランナーの目を楽しませてくれます。

コース上には複数個所、仮設トイレが設置されています。

バーレイ ヘッズ ビーチ(Burleigh Heads Beach)沿いをさらに直進。

15km地点。あと約1kmで折り返し地点です。

折り返し付近は沿道の応援も増えます。音楽の応援や声援がたくさん送られます。

折り返し(16km手前)。

折り返したあと、走ってきた道を戻っていきます。

20km地点。

相撲取りの仮装の応援も。

ハーフ地点。ここも計測マットの上を通過しましょう。

住宅街では家の軒先や沿道から多くの声援が送られます。

住宅街を過ぎると道幅が広くなります。

天気もよく日差しが強くなってきました。サングラスやツバ付きのキャップがあると役立ちます。

沿道では陽気なオージーによる演奏のパフォーマンス、応援がたくさんあります。

サーファーズパラダイス中心部にあるゴールドコーストで一番高いビル、キューワン(Q1)が近づいてきました。

25km地点。

 

サーファーズパラダイスに戻ってくると、右手にキレイなビーチや海が広がります。

ペースランナー。このペースで走り続ければ、4時間45分でゴール。

疲れたら無理をせず歩いて休憩を入れてもOK。キレイなビーチや海の眺めを楽しみながらゴールを目指しましょう。

この区間は道幅が広いため、地元住民がコースに出てランナーをハイタッチで出迎えてくれます。余裕があればハイタッチで応えましょう。

橋を渡りスタート地点へ戻っていきます。

橋の上が30km地点。

30km地点の少し先にあるエイドステーション。ここではジェルが提供されます。このあたりから上り坂になり勾配がきつくなります。

スタート地点(右側の車線)に戻ってきました。ゴールまであと約10km。

このコース最大の難所である坂道を上りきると、下り基調のコースが続きます。

右側の車線を走ってくるランナーはもう少しでゴール(残り1kmを切っています)。沿道からは大きな声援が送られます。

私設エイド。

コーラが提供されました。

陽気なリズムの音楽の応援。

平坦で道幅も広く、走りやすいコースが続きます。

34km地点を過ぎると、シャワーサービスが待っています。火照った身体を冷ましてくれます。

35km地点。

ランナウェイ ベイ(Runaway Bay)方面に進んでいきます。

36km地点手前の橋。距離は短くても勾配がきつくなります。

最後の折り返し(36.5km付近)。

橋を渡り下りきった先のエイドステーション。道路の濡れ具合からも分かるように、気温が上がり水をかぶるランナーが大勢います。

こちらの私設エイドでもコーラが提供されました。

39km地点を過ぎ、少し進むと

左折します。

40km地点。

ゴールまでの最後のエイドステーション。

残りあと1km。ゴールまであと少し!

ゴールまで1kmを切ると、沿道の応援が一気に増えます。大声援を受けながらゴールを目指します。

左折し、大会会場に戻ってきました。コースの両サイドからさらに大声援が送られます。

あと250m。

ゴールゲートが近づいてきました。

ゴール!!!

ゴールすると火照った身体を冷ますためのシャワーサービスが設けられています。芝生ではストレッチをしたり、休憩したりしながら過ごすことができます。

ゴールエリアでは、オレンジ

バナナ

スポーツドリンクが振る舞われます。

そして、完走Tシャツと完走メダルが贈られます。

フルマラソンの完走Tシャツ。

完走メダル。

メインステージ前の広場。

メインステージでは記念写真を撮影することができます。思い出の1枚を撮影するのもいいでしょう。

メインステージ横では谷川真理さんのサイン会が行われました。

ステージ裏の広場にはマラソンツアー参加者向けに旅行会社各社のホスピタリティーテントがあります。

会場には飲食ブースがあり、ゴール後に食事をとることができます。

現金だけでなく、クレジットカードを利用できる店舗もあります。

 アフターパーティー

レース当日の午後4時から日本人参加者向けのアフターパーティーが開催されました。会場はサーファーズパラダイスのAppel Parkの隣りにある「Helm Bar & Bistro Surfers」。

谷川真理さんや2時間9分1秒で2位になった川内優輝選手(埼玉県庁)も参加。

素敵な景品が当たる抽選会もあり、アフターパーティーは大盛り上がり。2017年大会もレース当日の7月2日(日)午後4時~5時に開催が予定されています。会費はお一人様2,500円(3歳~12歳のお子様は1,800円)。詳細は日本語のオフィシャルサイトの「 アフターパーティー 」 を確認してください。

2017年は7月1日(土)に10km、5.7kmチャレンジ(ウォーク&ラン)、4kmジュニアダッシュ、2kmジュニアダッシュ、7月2日(日)にフルとハーフが開催されます。

・オフィシャルサイト(日本語)
http://www.gcm.jp/

[ 取材協力:ゴールドコーストマラソン日本事務局 ]
[ Text & Photo By Shinro Imakita / 今北 普朗 ]